検査部

臨床技術科

臨床検査技師と臨床工学技士で編成されており、臨床検査と臨床工学業務に携わっています。
臨床検査には、検体検査(血液、尿、喀痰など)や生理検査(超音波、心電図など)があり、現在の体の状態を数値や画像・波形で現すことができます。臨床検査は診療を行ううえで大切な役割を担っており、検査業務の質とその信頼性が非常に重要となっています。臨床検査技師は、臨床が望む検査を的確な時期に行い、必要とする迅速で信頼性の高い検査データを提供し、診療に貢献しています。
今や、診療を行ううえで必須の業務となっています。

臨床工学技士は、医療機器の進歩に伴い医学的・工学的な専門知識を持った医療職者です。血液浄化装置、人工心肺装置、人工呼吸器等の生命維持装置など多種多様な高機能を有する医療機器を管理し、医療機器がいつでも安心して使用できるように保守点検を行い、安全性確保と有効性維持に貢献しています。また、医療機器の保守管理だけでなく、手術室や透析室など、ベットサイドでの業務も数多くおこなっており、チーム医療の一員として、医療に貢献しています。

臨床検査技師チーム

臨床検査科医師1名、臨床検査技師18名、臨時検査技師2名、事務2名で、日々業務に励んでいます。
 生理機能検査、生化学・免疫血清・血液学検査、輸血、一般検査、病理組織細胞検査、微生物細菌検査で構成されており、心電図・一般検査は早くからサテライト化し、外来診察室の近くに設置することで、臨床医のニーズや患者の満足度を満たすように心がけています。
検査データに関しては、内部精度管理だけでなく外部精度管理にも参加し、高い評価を得ています。検査データは自院の診療で扱われるだけでなく、他の健診機関や医療施設で相互利用されることから、データの客観性・標準化や共有化に対応できるように努めています。
また、医療の高度化に伴い専門性の高い知識や技術・コミュニケーション力を生かし、チーム医療の一員として、感染防御チーム(ICT),栄養サポートチーム(NST),糖尿病教室への参加もしております。 臨床検査技師として知識や技術の向上はもちろんのこと、人文科学的にも向上を目指し、学術講演会だけでなく、接遇講演会や教育に関する学習も積極的に行っています。
常に前進する検査室です。

輸血検査室

全自動輸血システムを導入し、ABO、Rh型血液型検査と輸血前のクロスマッチングや不規則性抗体の検査を行っています。 輸血用血液製剤の保管、管理を行い、輸血依頼があると血液センターに必要な製剤を発注しています。

血液型検査、輸血前のクロスマッチングは24時間対応で行っています。

検体検査

生化学検査

肝機能、腎機能、循環機能、糖尿病などの指標となる項目を測定します。 使用機器:日本電子株式会社 自動分析装置JCA-BM6050

免疫検査

感染症、腫瘍マーカー、甲状腺ホルモン、薬物濃度の項目を測定します。  使用機器:アボットジャパン株式会社 ARCHITECT i2000 SR

生化学検査

血液検査

血液中の白血球、赤血球、血小板の数を測定します。
 使用機器:sysmex株式会社 自動血球計数装置XE-2100

止血検査

血液凝固や出血傾向などの指標となる項目を測定します。
 使用機器:sysmex株式会社 血液凝固自動検査装置CS-2000i

血液検査

血液ガス検査

血液中のpH、酸素、二酸化炭素などを測定します。
 使用機器:SIEMENS株式会社 血液ガス分析装置RAPIDPOINT-405

骨髄検査(予約検査)

医師が採取した骨髄液を顕微鏡下で観察し、異常の有無を検査します。

血液ガス検査

細菌検査

各種材料からの一般細菌、結核菌及び非定型抗酸菌の顕微鏡検査、同定検査、薬剤感受性検査を実施しています。また、便アデノ、ロタウイルス、ノロウイルス、インフルエンザウイルス、咽頭アデノ、A群溶連菌、RSV、hMPV、肺炎球菌、レジオネラ、マイコプラズマの迅速検査を実施しています。 院内感染防止対策委員会に参加し、院内での病原菌の検出情報を提供し、院内感染やアウトブレイクの防止に努めています。また、地区医師会より委託された病原性大腸菌O-157等のベロトキシン迅速検査を受託して病診連携に協力しております。

超音波検査室

超音波検査室

循環器呼吸機能検査、脳・神経機能検査、超音波検査等は、医師の指示のもとに臨床検査技師 が検査を担当しています。
 全体の検査実施数は年間約36000件で、その内超音波検査が約18000件を占め、なかでも消化 管エコー及び、近年の生活習慣病に伴った血管エコーが増加傾向にあり、新しく機器を更新し、 対応できる体制をとっています。
 検査は、予約検査はもとより、診察前の至急検査や、夜間、休日のオンコールにも救急疾患に対  応すべく努力しています。

超音波検査は、人の耳では聞き取ることができない音(超音波)を使って 腹部臓器、乳腺、心臓、血管、甲状腺など体の様々な部分を検査します。
超音波は、安全性が確認されており身体に悪影響は無く何度でも行える検査です。
各検査時間は約15分から30分程度です。
また特殊検査として、ソナゾイド造影超音波検査、乳腺の腫瘍の穿刺なども行っています。

腹部超音波検査

肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓や症状によって消化管(胃、大腸など)、骨盤腔(膀胱、子宮、前立腺)をみる検査です。
主に、スクリーニング検査から腹痛の原因検索、術前術後の腫瘍転移検索などを行っています。

乳腺超音波検査

乳房全体の状態やしこりの形状や石灰化、腫瘍の有無、乳腺周囲のリンパ節(脇の下や、首の付け根)の評価する検査です。乳腺外科医師によるエコー下生検も行われ、超音波画像より推測される組織型と組織診や細胞診との整合性の評価も行っています。

心臓超音波検査

心臓の大きさ、動き、心臓の筋肉や弁の状態、血液の流れを観察し、心臓の機能評価をしています。

血管超音波検査

●頸動脈検査

全身の動脈硬化の指標となる血管壁の肥厚の有無、血流を観察し血管の狭窄や閉塞の有無を評価しています。

●腎動脈超音波検査

動脈硬化等により腎動脈や腎臓内の血管が狭くなっている部分がないかを評価し、
腎性高血圧のスクリーニングを行います

●下肢動脈・静脈検査

下肢動脈検査は、歩行時の足の痛みやしびれの原因となる血管の狭窄や閉塞を評価し、下肢静脈超音波検査は、下肢静脈の血栓の有無や静脈の弁逆流を評価しています。

●体表頚部超音波検査

甲状腺の大きさ、腫瘍病変の位置や大きさ・性状などを観察し、
その他、唾液腺(耳下腺・顎下腺・舌下腺)の状態、頚部リンパ節の腫れがないかを評価しています。

病理検査

病理検査

適切な治療のためには、正確な診断が必要となります。 そのためには、患者さまから採取された病変の組織や細胞が必要となります。
採取された組織や細胞は、国家資格を持つ臨床検査技師が標本を作製します。
この標本を顕微鏡で観察し病理医が病理診断を行っています。
病理診断とは、採取された組織や細胞から、癌・悪性腫瘍の診断や病変の広がり、転移の 有無、治療効果の判定などを調べ、確定診断あるいは最終診断を行います。
また、手術中に提出された組織や細胞から、診断を行う迅速病理診断(病変が取り切れたかどうかや転移の有無なども調べています。このように病理診断は、今後の治療方針の決定に重要であり、また良質な医療を提供することにもつながっています。

細胞診検査

細胞診とは、スライドガラスに塗られた細胞を染色し、顕微鏡で癌細胞の有無を調べる検査です。 子宮がん検診:子宮頸部から細胞を擦過する擦過細胞診
肺がん検診:喀痰中の細胞を調べる喀痰細胞診
膀胱がん検診:尿中の細胞を調べる尿細胞診
甲状腺、乳腺など:細い針を用いて細胞を吸引し採取された細胞を調べる穿刺吸引細胞診などがあり、細胞検査士の資格をもつ臨床検査技師が形態学的に異常な細胞を見つけ出し、細胞診断専門医が細胞学的な良悪の診断を行っています。

病理解剖

病理解剖は、ご遺族の了承をいただき、患者さまの生前の診断は正しかったか、治療の効果はどうであったか、死因はなにか、といったことを判断し、得られた貴重な情報を今後の医学の発展、医療技術の進歩に役立てています。

病院に病理検査部門があることは、より良質の医療を提供することにつながります。
病理検査部門のスタッフは、迅速化や正確な診断を行えるよう日々研鑽に努めています。

チーム医療への貢献

チーム医療への貢献

ICT:医療関連感染制御チーム

感染対策専門のそれぞれ医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師で編成され、患者さんに医療現場を介する感染症をひき起こさないよう監視・情報収集・指導・啓発などを実践する組織です。
特に最近では抗菌薬が効かない病原菌が増えてきている中で、そういった病原菌の検出や院内での発生を水際でいち早く発見することを、当院が誇る臨床検査技師が担っています。

チーム医療への貢献

チーム医療への貢献

糖尿病委員会

当院では、“糖尿病セミナー委員会”という医療従事者チームがあり、定期的に糖尿病教室 を開催し、糖尿病に対する知識・予防方法などの情報を提供しています。
また医師からの依頼も元、直接患者様に対して療養指導を行っています。
チームには、臨床検査技師も参加しており、チーム医療の一端を担っています。

NST

検査技師として ・入院中の患者さんのアルブミンデータを抽出して、NST委員会にて提示しています。
・月2回のNST委員会において他部署の方々と協力し、栄養管理を行います。
・病棟回診に参加します。

認定資格

認定資格(2016年4月現在)
日本医療情報学会
医療情報技師 1名
日本臨床細胞学会
細胞検査士(CT JSC) 3名
国際細胞学会
国際細胞検査士(CT IAC) 3名
日本超音波医学会
超音波検査士 体表臓器 1名
循環器 2名
消化器 3名
泌尿器 3名
健 診 2名
血 管 2名
日本糖尿病療養指導士認定機構
糖尿病療養指導士 1名
日本臨床検査同学院
緊急検査士   1名
二級臨床検査士 病理学 1名
微生物学 1名
血液学 1名
循環生理学 1名
特定非営利活動法人
日本心電学会
認定心電検査技師 2名
日本救急医学会
Immediate Cardiac Life Support Provider 5名
日本救急医学会・日本神経救急学会
Immediate Stroke Life Support Provider 1名
日本ACLS協会
Heartsaver First Aid CRP AED 1名
BLS Healthcare Provider 1名
ACLS Provider 1名
ACLS Experienced Provider 1名
PEARS Provider 1名
日本集団災害医学会
Mass Casualty Life Support Provider 1名
日本消化器内視鏡技師会
消化器内視鏡技師 1名
日本カプセル内視鏡学会
カプセル内視鏡読影支援技師 1名
日本静脈学会
弾性ストッキングコンダクター 1名
日本食品安全協会
健康食品管理士 1名
奈良県労働基準協会連合会
有機溶剤作業主任者 1名
大阪労働基準協会連合会
特定化学物質作業主任者 2名
大阪府産業廃棄物協会
特別管理産業物管理責任者 1名
一般財団法人 消防試験研究センター
危険物取扱 第1・2・4・6類 1名
毒物劇物取扱者   1名

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(午後診療については、外来診療担当表で各診療科ごとに確認して下さい)

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