がん診療連携支援病院について

奈良県がん診療連携支援病院指定のお知らせ

平成26年10月28日、当院は奈良県から『奈良県がん診療連携支援病院』の指定を受けました。中和地域全体の高齢化に伴い、年々増え続けるがん患者さんに対し、これまでも中和地域の中核病院として、積極的にがん医療に携わってまいりましたが、今後さらなる診療内容の充実を図り、中和地域のがん医療を牽引する役割を担いたいと存じます。

以前は、各種のがんに対し、当院では手術と化学療法を主体に治療を行ってきました。しかし、がん治療には手術や化学療法と並んで、放射線治療が3本柱として必要です。当院では、平成28年1月から最新鋭機を用いた放射線治療を開始致しました。現在、放射線治療専門医、放射線治療専門放射線技師、医学物理士、放射線治療品質管理士、第1種放射線取扱主任者が揃った、充実したスタッフによる安全で確実な治療を行っております。手術と化学療法と放射線治療による集学的治療を行うことによって、治療成績は飛躍的に改善しつつあります。

一方緩和医療に対しては、『ひだまり病棟』を中心に、病棟施設およびスタッフの充実を図るとともに、平成26年8月に緩和ケア外来を開設しました。各領域の専門的医師による身体的および精神的ケアの充実を目指しております。また先述しました放射線治療は、除痛効果が著明で、緩和医療にも非常に有効な治療法です。
さらに在宅医療施設との連携により、将来的には、中和地域において自宅での看取りを普及させたいと考えております。これらを組み合わせることにより、がん終末期を迎える患者さんの生活の質が大きく改善されるものと存じます。

当院は、奈良県がん診療連携支援病院として、中和地域の病病連携や病診連携を強化し、中和地域のがん医療を支えることを目指しております。スタッフ一同が一丸となって頑張りますので、ご支援をお願い致します。

平成28年8月10日

大和高田市立病院院長 岡村隆仁



「奈良県地域がん診療連携支援病院」連携体制について

平成26年10月に「奈良県地域がん診療連携支援病院」の指定を受けました。
「奈良県地域がん診療連携支援病院」とは、奈良県独自の要件を満たし、「がん診療連携拠点病院」と連携を図りながら、がんの専門的な医療を提供する医療機関のことです。当院は、がん診療連携拠点病院である「奈良県立医科大学附属病院」と「天理よろづ相談所病院」と連携を図っており、がんの病態に応じて役割分担を行う診療体制をとっています。

又、連携体制を確保するために、合同カンファレンスの実施や研修会を開催し、人材交流を行っています。
今後も連携を密にしながら、がん医療水準の向上を図るとともに、地域の方に安心かつ適切ながん医療を提供して参ります。


奈良県がん診療連携拠点病院

全国どこでも質の高いがん医療が受けられるよう、国はがん医療について診療機能など、一定の要件を満たす医療機関を「がん診療連携拠点病院」として指定しています。

県内および地域のがん診療体制の中核的な役割を担い、県内では、以下5医療機関が指定を受けています

病院名所在地電話番号

奈良県立医科大学附属病院

橿原市四条町840 0744-22-3051

奈良県総合医療センター

奈良市平松1-30-1 0742-46-6001

天理よろづ相談所病院

天理市三島町200 0743-63-5611

近畿大学医学部奈良病院

生駒市乙田町1248-1 0743-77-0880

市立奈良病院

奈良市東紀寺町1-50-1 0742-24-1251

奈良県地域がん診療連携支援病院

奈良県独自の要件を満たし、がん診療連携拠点病院と連携を図りながら、がんの専門的な医療の提供等を行う医療機関を「奈良県地域がん診療連携支援病院」として指定しています。

県内では当院を含む以下3医療機関が指定を受けています。

病院名所在地電話番号

国保中央病院

磯城郡田原本町大字宮古404-1 0744-32-8800

済生会中和病院

桜井市大字阿部323 0744-43-5001

大和高田市立病院

大和高田市礒野北町1-1 0745-53-2901

がん患者サロン

患者サロンとは、がん患者さんやそのご家族など、同じ立場の人が、がんのことを含めて気軽に語り合う交流の場のことです。療養生活に関する体験を聴く、自分の悩みや問題を語る等、対話を通してがん患者さんやご家族の皆さんの不安を緩和したり、よりよく過ごすためのきっかけを見つけることやがんに関する情報交換をすることが出来ます。
当院では、すべてのがん患者・家族を対象としたがん患者サロン「ひだまり」及び人工肛門・人工膀胱を有する患者・家族を対象としたオストメイトサロン※「そよかぜ」を設置しています。
※オストメイトとはがんや事故などにより消化管や尿管が損なわれたために、腹部などに排泄のための開口部(ストーマ)を造設された方のことをいいます。


●がん患者サロンひだまり

日時 毎月第2月曜日 ※祝日はお休み
場所 患者図書室
対象者 全がん種の患者・家族
活動内容 がん患者・家族がそれぞれの思いを語り合う場の提供
今後の開催予定 平成28年度がんサロン案内
活動報告 活動報告第01号
活動報告第02号
活動報告第03号
活動報告第04号
活動報告第05号
活動報告第06号
活動報告第07号
活動報告第08号
活動報告第09号
活動報告第10号
活動報告第11号
活動報告第12号
活動報告第13号
活動報告第14号

●ピアサポーターの活動紹介

ピア・サポートとは、相談する者とされる者が共通点を持ち対等な立場で、仲間同士で行われる支援のことです。がん体験者の患者さんまたはご家族が、ピアサポーターとして、がん患者さんやご家族の皆さんの療養上の問題や心の悩みなどに対し、自らの体験に基づく支援を行っています。

がん患者サロン「ひだまり」では、奈良県が実施したがんピアサポーター養成研修を修了した方々が活動しています。

●ピアサポーターからがん患者サロン「ひだまり」のご紹介

涙あり、笑あり、怒あり、不安あり、悔しさあり、喜びあり、沈黙あり、知識あり、出会いあり・・・ここでは全ての感情が交差し、溢れ出ます。それが大和高田市立病院で毎月行われている「がん患者サロンひだまり」です。患者や家族が自分の物語を語り、聴いてもらえる。無理に話す必要も、笑う必要もありません。自分が自分らしくいてくれたらサロンが始まります。ここには、あなたの気持ちをわかってくれる人がいます。そんな自由な空間へ是非おいで下さい。



●オストメイトサロン「そよかぜ」

日時 年2回
場所 患者図書室
対象者 人工肛門・人工膀胱を造設した方
活動内容 医師・認定看護師・薬剤師など専門スタッフからの指導、及び自由に語り合える場の提供
今後の開催予定 平成28年11月11日(土)
活動報告 活動報告第01号
活動報告第02号
活動報告第04号
活動報告第05号
活動報告第07号
活動報告第08号
活動報告第09号
活動報告第10号
活動報告第11号
活動報告第12号
活動報告第13号

●オストメイトサロン活動の様子

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患者さん・家族と医療スタッフが集まり、開催しています。

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人工肛門や人工膀胱造設に至った経緯について語られています。

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栄養士によるお話
・バランスの良い食事
・食事の食べ方
・消化の良いもの悪いもの
・においやガスを発生させるもの、させにくいもの
・低栄養について
・院内給食でも作られている「きなこ団子」
「カップケーキ」の紹介

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ストマのセルフケアの方法、日常生活のお困り事を医療スタッフと共に考え、問題解決を図っています。

がんに関する相談窓口のご案内

医療福祉相談窓口では、がんの治療を続けていく上で生じる患者さんやご家族の方の様々な問題に、専門スタッフ(医療相談員及び看護師など)を配置し、相談をお受けしています。

何かお困り事があれば、総合案内の医療福祉相談窓口までお越し下さい。

原則、予約制をとっております。可能であれば、その場で対応させて頂きます。
事前にお電話して頂くか、総合案内の医療福祉相談窓口までお越し下さい。

◆受付時間
 月~金曜日 8:30~17:00

◆場所
 1階総合案内(医療福祉相談窓口)

◆連絡先
 大和高田市立病院 医療相談員 まで
 0745-53-2901(病院代表番号)


相談窓口案内パンフレット



緩和ケア外来のご案内

緩和ケアとは?緩和ケア外来とは?

緩和ケアとは、がんに伴う痛みや吐き気、息苦しさなどの『体のつらさ』だけでなく、今後への不安や眠れない、気分が落ち込むなどといった『こころのつらさ』、在宅で過ごしたいがどうすればいいかわからないなどの『生活のつらさ』など、様々なつらさを和らげるための援助のことをいいます。

緩和ケアは終末期がん医療と理解される傾向にありますが、がんと診断された段階から、治療と共に緩和ケアを受けることが推奨されています。

大和高田市立病院では、様々なつらさを少しでも楽にして、がん患者さんやご家族をサポートするために、緩和ケア外来(完全予約制)を開設いたしております。『こころのつらさ』には精神科の医師によるサポートも行っております。


●診察日/時間

日時:第2・第4火曜日 午前11時~12時 完全予約制

場所:外科外来


●担当医師・担当看護師

医師・精神科医師・緩和ケア認定看護師


看護部会活動イメージ01
看護部会活動イメージ02

●緩和ケア外来を利用できる対象者

・がん又はがん治療に伴う症状を有する患者さん
・がん患者さんのご家族

看護サポートフェア(復職支援)

●緩和ケア外来での診療内容

できるだけ患者さんご家族のご希望に沿うようお手伝いいたします。

・身体的症状:痛み・しびれ、吐き気・嘔吐、食欲不振、便秘・下痢、息苦しさ、倦怠感など

・精神的症状:不眠、不安、うつ、せん妄など

・その他のつらい症状、療養上の気がかり、ご家族のサポート

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●外来予約・受診の方法

外来診療は完全予約制です。

かかりつけの医療機関から、当院、地域医療連携センターへご連絡いただき、緩和ケア外来の予約をおとり下さい。

電話・FAX:0745-53-7188(直通)平日9時~17時

受診当日は、地域医療連携センター(正面玄関入ってすぐ)にお越しください。


●医療機関の方へ

ご紹介いただきたい患者さん


①痛みやその他の身体症状(倦怠感、嘔気、腹部膨満、呼吸困難など)の症状コントロール
②精神的症状
③緩和ケア病棟・ホスピスについての相談
④ご家族のサポート(身体面・精神面・社会面など)が必要な場合
⑤療養先の選択に関する相談
⑥退院後の自宅での療養に関する相談
⑦鎮痛剤の導入時の指導、副作用対策
⑧社会的な不安や悩みの相談


*患者さん本人が病名・病状を理解されていることが望ましいです


【患者さんに持参していただくもの】
・診療情報提供書。
・レントゲンフイルムや検査データなどあれば。
・お薬手帳、痛みの経過表などあれば。


●《緩和ケアチーム》

1)がん患者さんの症状緩和を図り、精神的・社会的な援助をも含めた緩和ケアの提供により患者さん・ご家族のQOL(生活の質)の向上を支援します。


2)院内スタッフの緩和ケアスキル向上のための教育・啓蒙活動の実践、推進。


3)地域における緩和ケアの中核として地域緩和ケアレベルの向上のための情報発信拠点を目指します。



●《緩和ケアチームの主な構成メンバー》

医師:がんに伴う様々な症状をやわらげます。

看護師:緩和ケアに関する専門的な知識や技術を持つ認定看護師などが支援します
薬剤師:痛みなどの症状をやわらげるための薬についての助言や指導を行います。
医療相談員:生活面や医療費など経済面での問題についてご相談を受けたり、社会的サービスや在宅医療を受けるための支援を行います。

その他、栄養管理士やリハビリ専門職など多職種と協働し、チームで患者さん・ご家族をサポートしていきます。




●緩和ケア研修会修了者

平成28年度8月現在緩和ケア研修会修了者は18名です


緩和ケア研修会修了者


化学療法委員会

委員会メンバー

医師4名・看護師8名(うち認定看護師4名)薬剤師2名(うちがん薬物療法認定薬剤師1名)事務部門1名(システム担当)


●プロトコール

新規抗がん薬、および、主にがん細胞だけに効く分子標的薬の登場により、化学療法(抗がん薬治療)による治療成績が向上してきました。化学療法の安全性を確保しつつ効果を最大限に得るために、「プロトコール」(抗がん薬の種類と投与量、投与順序、投与期間、休薬期間)を整理して管理することが重要です。当院で行う化学療法は、有効性・安全性について化学療法委員会で審査、承認されたプロトコールのみを行っています。


大和高田市立病院では、平成19年10月に化学療法委員会を設立し、がん化学療法の標準化を進めています。医師4名、薬剤師2名、看護師8名事務(システム担当)1名からなる化学療法委員会が、がんの種類ごとに、使用できる抗がん剤の種類と量、投与順序、投与期間、休薬期間などを審査し、有効で安全ながん化学療法として承認したプロトコールを登録します。平成28年8月現在、約180種類のプロトコールが登録されており、患者さんのがんに最適な治療法の選択、化学療法実施時の安全確認に使用されています。


●申請から登録までの流れ

各プロトコールの有効性・安全性について文献、各種ガイドライン、研究計画書(臨床試験)をもとに審査し、より安全で質の高い化学療法の提供を目指しています。
各診療科から提出されたプロトコールは、医師3名、薬剤師、がん化学療法認定看護師らによる事前審査を受けます。これにパスしたプロトコールは、各診療科医師、薬剤師、看護師等で構成される化学療法委員会で審議、登録されます。いずれかで問題点を指摘された場合は、各診療科でもう一度検討し、再申請してもらっています。
化学療法委員会で承認を受けたものは薬剤部で管理され、担当医から注射指示が出されたときに、プロトコールどおり処方されているかをチェックしています。


●登録済み化学療法プロトコール件数(平成28年8月現在)

疾患 疾患 プロトコール件数
呼吸器 28件
胃・食道 30件
大腸がん 29件
肝・膵臓・胆道 9件
乳がん 35件
婦人科 28件
泌尿器 24件


がん医療推進委員会

本院のがん医療に対する医療の質の向上と地域住民のがん予防の啓発を図ることを目的に活動しています。


●がん撲滅を目指す会

がん撲滅を目指す会とは平成18年度から地域住民の方々のがん予防のための検診の推進やがんに対する最新の治療などの紹介を中心に1年に1回「がん撲滅を目指す会」を開催しています。当初は乳がんに特化した「乳がん検診を考える会」から平成21年度からは5大がんを中心に今後増加していく可能性のあるがんなどについても啓発活動や知識賦与を行ってまいりました。また、平成23年度からは大和高田市だけでなく中和医療圏の方々のがん予防啓発のため名称も「中和のがん撲滅を目指す会」と改名いたしました。開催初期は知名度もなく参加人数も100名前後でしたが最近では会場が満席になり立ち見やロビーのテレビの映像で見て頂くほどの大盛況の会になっています。


第05回がん撲滅を目指す会
第06回がん撲滅を目指す会
第07回がん撲滅を目指す会
第08回がん撲滅を目指す会
第09回がん撲滅を目指す会
第10回がん撲滅を目指す会

代表番号

受付時間(平日 9:00~17:00)

外来受付時間

午前 8:15~11:00
午後 13:00~15:00

(午後診察のない診療科もあります)

休診日

土・日・祝日及び年末年始

面会時間

13:00~20:00

外来診療担当表

休診案内

奈良県緊急相談ダイヤル

子供の急な病気・ケガの時どうする?

#8080

または 0742(20)8119

平日

18時〜翌朝8

土曜日

13時〜翌朝8

日・祝・年末年始(12/29〜1/3)

8時〜翌朝8

看護師や小児科医が電話でアドバイスします。

奈良県救急安心センター相談ダイヤル

救急車を呼んだ方がいいのかな?
病院で診察を受けるべきかな?
応急手当の仕方がわからない?
近くの医療機関が知りたい? などの場合…

お電話をおかけください。

プッシュ回線・携帯電話からは

#7070

ダイヤル回線・IP電話からは

0744-20-0119

24時間受付!相談員や看護師が電話でアドバイスします。

医療安全相談窓口

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JR高田駅から1.0キロ(徒歩約15分、車約5分)
近鉄高田市駅から0.7キロ(徒歩約10分、車約4分)

バス:大和高田市コミュニティバス(市内循環バス)きぼう号
葛城市コミュニティバス(環状線)

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